ぐりもあさんの手記

ご訪問ありがとうございます。 このブログでは、主にFF14について語ったり小説、イラストを描いてます。

スポンサーサイト

--
--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ダブピ組が被験世界オメガに飛ばされた話#01【ハイキュー×FF14】

2018
12

ほぼ思いつきで書いてます。
ちょこっとづつですが更新していきたいと思います。


キャラ崩壊注意ですが気軽に読んでいただけると幸いです。



それではどうぞ。



☆彡.。☆彡.。☆彡.。





うつらうつらと寝てしまいそうな夢見心地の良い春先の気温。
春の眠りに誘われ、滅多にうたた寝しない俺でも簡単にすやすやと木陰で寝てしまった。

それが喜劇であり悲劇の始まりだとは誰一人として思わない訳だよねー。

これから始まる物語は俺と二口くんがとある被験世界で「最強」を争う出来事に巻き込まれる話。



***


「ん……。」
俺が目を覚ますとそこは春すら感じられないような無機質な空間だった。
え、ここどこなの!?
先程まで木陰ですやすや寝ていたはずなのに。
誰かのイタズラ? それとも夢?

流石に夢だろうと思った俺はめいっぱい頬をつねった。するとその頬はヒリヒリと痛んだ。
痛みがあるお陰でここは夢じゃないと確認した。

夢じゃないなら現実って訳だけれど、ここは一体何処なの?
パニックになった頭で考えているとゲームとかでよく聞くテレポート音が聞こえた。

音を頼りに振り返るとよく見かける人物……二口くんがこちら側に現れた。
ああよかった! 知っている人物が一人いるだけでここが地獄だろうとなんだろうと怖いものはないような気がした。
まぁ、我儘いえば岩ちゃんの方がよかったけど。

「二口くーん! ちょっと助けてよ」
手をひらひらさせながら二口くんを呼ぶとこちらに気が付いて走ってきてくれた。

「え、なんで及川さんがここに? というかここ何処ですか。なんですか。」
「俺も天才じゃぁないから分かんなーい。」
「何その皮肉は。」

皮肉じゃないもん。本当に分からないもん。

そう話してるとまたテレポート音が聞こえた。
もしかして岩ちゃんが来た……?
そう思ったら実際来たのは全然違う人達だった。
白髪の、いかにも機械いじり担当のオッサンと金髪のチャラいオッサン、そして愛らしい黄色い鳥がいた。

「す、すみませーん……こ、ここは一体どこですか。」
「おいおいおい、お前ら記憶でも失くしたのか? 」
俺が先に聞こうと思ったが二口くんが金髪のオッサンに問い掛けていた。
流石二口くん。やるじゃん。


「そんな冗談はよせよニロ、そしてオイカワ。」

オッサン二人は呆れ顔をしていたが、そんなの正直どうでも良かった。
だって白髪のオッサンが俺達の名前を呼んだのだから。
この会話を聞くにこの世界には俺達似の二人が居て、それと入れ替わったって言うのが一番有り得そうだ。
実際のところはわからないけど。

そう考えていると黄色い小さな鳥がてんてんとこちらに向かってきてじっと目を合わせてこう声を掛けてきた。

「だ、大丈夫クエ? おまえらちゃんと戦えるかクエ? 」

「鳥がしゃ、喋った!」

鳥が喋るとは思わず二人で同じ事を口にしていた。
無理もない話、この世界は元いた世界とは違い、ファンタジーの世界だから鳥が喋ってもみんな驚かないのか? と考え込んでいると

「ぼく、アルファっていうクエッ! きっと君たちはこの世界で勝って勝って勝たないと元の世界に戻れないクエ。」

明るい声でアルファは俺たちに言ってきた。
勝たないと行けないということは死んだらゲームオーバーってことなのか?
少し気になったのでアルファに

「死んだらどうなるのアルファちゃん?」
と尋ねてみると、少しだけ考え込んだ後に口を開き
「きみたちは何かの加護のおかげで死ぬことはないクエ。ただヤケになって逃げ出すとオメガに殺されて二度と元の世界に戻れないクェ……。」

しゅんとした声でアルファは教えてくれた。

殺される? 酷い話だ。
ヤケになって逃げ出すと問答無用で殺され二度と元の世界に戻れない。
ただ、何かの加護によって敵の攻撃で瀕死になる事はあっても復活するっぽい。


「……オメガ、やってやろうじゃないか。」
「もちろんっすよ。命かかってんだから。」
俺たちは血に飢えた獣のような表情になりながら向かい合ってニヤリと笑った。

「おー、オイカワとニロ凄いやる気になったクエ! 」
アルファから賞賛の声が聞こえる。

「やるといったって、まず俺たちが使えるスキルとか全然分からないんだけど。」
「それはいまちゃっちゃと教えちゃうクエ!」


簡単にアルファから説明を受けた。
まず、ジョブによってロールとスキルが違うこと。
クラスは職業の意味、ロールとはこの世界での立ち回りの意味らしく、大きくわけて三つある。
高体力でガードは鉄壁、敵視を集めるのに特化したタンク。
高火力で敵を死滅させるアタッカー。ちなみに魔法職と物理職にわけられるそう。
最後に、回復とバリアなどで後方支援を得意とするヒーラー。

俺はヒーラーの三職と魔法職、二口くんはタンクの三職と物理職が扱えるそうだ。

ジョブによって大きな特色がありそれは使いながら覚えていけと言われた。
ただ戦闘中にもジョブを変更出来るらしいので慣れてきたらうまく切り替えつつ戦っていくといいと教えてもらった。


「結局は使えるスキルに差異はあるけど倒せばいいんだろ。」
「そうクエ。でも甘く見てると痛い目みるクエ! 」

少し長い説明に飽きてしまった二口くんはぶっきらぼうに言っていたが、すかさずアルファがツッコミを入れていた。

「最初はニロが鉄壁のナイトで、オイカワは攻守万能な赤魔道士の方がうまくいきそうだクエ。」
「おっけ。 きっと倒してみせるさ。」
「いつも以上にやる気っすか? 俺も負けてられないっすね。」

自分はアルファに言われた通り赤魔道士に、二口くんはナイトにジョブチェンジをして準備万端になった。


「お、話は終わりか? なら俺からも伝言だ。」
白髪のオッサンび伝言だと言われ俺と二口くんは首を傾げていると
「この世界にいる敵の情報は未知数なことが多い。ただ、わかり次第すぐ連絡する。いいな。」

情報は未知数……か。
そう言われるとなんだか烏野とバレーで戦う時と似ているような違うような感覚があった。

「了解。白髪オッサン。」
「ちょっと、二口くん……。」
「なっ、俺は白髪オッサンじゃない、シドだ!」

二口くんの言動を制止しようと思ったが時はもうすでに遅し。
白髪のオッサンは少し怒り気味で自分の名前を言った。
てか『シド』って無駄にカッコイイ名前じゃないか……。ずるいぞ! そんなの。

「すんません、シド……さん。」
「ほんと……お前ら記憶失ってんだな。」

シドは呆れ笑いをしてこちらを見た。
ただその目には俺たちを送り出す不安と期待が宿っていた。

「よし、アルファと共に行ってこい。そして、勝ってこいよ。」
「ああ。もちろんだ。」

二人で口を揃えてそう言うとアルファがクエッ! と鳴いた。
そして別の場所に転送されるような感覚が襲ってきて視界が一瞬にしてホワイトアウトしたのだった。
スポンサーサイト

- 0 Comments

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。